クラミジアの治療に効果的なクラビットについて説明します。

クラビットについて

クラビット

感染症といっても、その種類はいろいろです。病原体がからだの中に侵入してしまうことで、それが症状となって現れます。患部が腫れてしまうことや皮膚表面が発赤、ときには化膿したり痛みや発熱を伴うこともあります。こういった症状などは、外部から侵入してきた病原体と戦っているために起こる防衛システムでもあると言われています。

基本的な病原体としては、「細菌」「ウィルス」「真菌(カビの一種)」などがあり、ここでご紹介していくクラビットという薬は、細菌が感染した場合に用いられるお薬になります。細菌感染で多いとされるのが性感染症の1つであるクラミジアで、クラビットの処方機会は多いと言われています。細菌がからだの中で死滅すれば、症状は治まります。他にも細菌が原因で起こる感染症などにも用いられ、風邪などには無効となるものの、免疫力が落ちている時に細菌への二次感染を防ぐために処方されることもあります。

クラビットを服用した男性

作用としては、クラビットの成分レボフロキサシンが細菌内に取り込まれることで、遺伝子情報であるDNAが複製されてしまうことを妨げ、殺菌的な作用が期待できます。クラビットはニューキノロン系と呼ばれる系統になり、従来までの抗菌薬タリビットに比べて抗菌力が強いのが特徴です。成分の病巣への移行も良く、飲み薬だけでの治療が難しいとされていた難治性の細菌感染にも効果を発揮してくれます。副作用も少ないとされていることから、同じ抗生物質であるセフェム系やペニシリン系にアレルギーをお持ちの方でも服用することができます。こういった特徴から今では、クラビットはもっとも使用されてる抗菌薬の1つとなっています。

クラビットの服用方法ですが、1日に2〜3回の服用とされ、感染した細菌の種類によっては回数や用量が適宜に増減すると言われています。クラミジアの場合には、1週間の服用と言われています。感染症の完治は自己判断できないので、症状が治まったからといってクラビットの服用を中止したりせずに医師の検査を必ず受けてから中止するようにしてください。きちんと治っていなければ、再感染や他人に移してしまうこともあるので注意して下さい。

クラビットの副作用には、胃腸に症状が現れやすいと言われています。とくに下痢が多く、ほとんどが軽いですが続くようであれば医師に相談して下さい。また「光線過敏症」といって日光に皮膚があたると発赤したり、水ぶくれができることがあるので、クラビットを長期服用になる場合には念のために注意して下さい。