クラミジアに感染したからと言ってすぐに症状があらわれるわけではありません。潜伏期間という、感染していても症状が出ない期間があるのです。

クラミジアの潜伏期間はどれくらい?

クラミジアの潜伏期間について解説する医者

性器だけでなく咽頭に感染することもあるクラミジアは、感染したからといってすぐに症状があらわれはじめるわけではありません。

他の病気に症状が出るまでの潜伏期間があるように、クラミジアにも潜伏期間が存在しており、感染してから具体的な症状が出るのはその潜伏期間を経てからになります。

クラミジアの潜伏期間は、男性の場合でも女性の場合でも約3週間前後になっており、男性が感染した場合でも、女性が感染した場合でも、潜伏期間に違いが出ることはありません。

ですが、はっきりとした症状を感じるまでの期間には個人差があり、早い人では1週間という短い期間ではっきりとした症状が出はじめます。

クラミジアの潜伏期間を過ぎても初期症状が出ていないから、クラミジアに感染していない、大丈夫というわけではないので、注意が必要です。

潜伏期間中は具体的なクラミジアの症状は出ていないため、クラミジアに感染していることに気付くのは非常に難しいです。

ですが、潜伏期間の間は体内の細胞に入り込んだクラミジア・トラコマチスが増殖を続けており、この時期の感染力は約30%から50%とかなり強力なものになります。

潜伏期間中に避妊具をつけないなどの無防備な性行為をすることによって、クラミジアの感染を広げてしまうということもあるのです。

また、クラミジアははっきりとした症状が出るのが遅い人の場合だと1ヶ月以上もの長い期間、潜伏し続けることもあります。

クラミジアはほとんどが無症状という特徴があるので、クラミジアの潜伏期間は初期症状が出た場合のものです。

初期症状が出ずに潜伏し続けた場合、長期潜伏することも考えられるのです。

実際に、数年間というとても長い期間に渡り、クラミジアの症状が出ることなく潜伏していたという症例もあります。

クラミジアの潜伏期間を過ぎたからといって油断することができないのは、こういった理由があるからなんですね。

クラミジアは潜伏期間が長くなればなるほど、いつの性行為から感染したのかという特定が難しくなってしまい、他の性感染症にもどんどんかかりやすくなってしまいます。

こういった特徴があるため、クラミジアの潜伏期間はあくまでも一般的なものであって、具体的な潜伏期間は不明であるという声もあるようです。

男性の場合でも、女性の場合でも、クラミジアの長期潜伏は十分考えられることなので、男性も女性も決して油断してはいけません。

クラミジアは長期潜伏しないという意見もありますが、医療業界ではクラミジアは長期潜伏することもあるというのが常識になっているので、何らかの不安がある人は一度クラミジアの検査を受けることをオススメします。